受付係を依頼しよう

受付係の仕事

結婚式当日には多くのゲストが式場へと足を運んでくれます。
その際に、挙式や披露宴の出席者の把握、ご祝儀の受け取りといったことを行うのが受付です。

受付というのは式の当日皆が必ず立ち寄ってくれる場所であり、ゲストを暖かく出迎えてくれるスペースです。
そこで、当日には友人の中から数名を選んで受付に立ってもらい作業をお願いする必要があります。
一般的には式の一ヶ月前までには受付をしてもらいたい人たちに依頼をしておきます。

受付を依頼する基礎知識

基本的に受付というのは両家から2名の4名で行うのが一般的です。
もちろん、参加人数によって異なるのですが、ゲストの案内とご祝儀の受け取りという2つの業務があるために2名配置するのが一般てなのです。

また、受付には当日のご祝儀を受け取り、式場スタッフに預けるという業務があります。
これはとても大きな仕事であり一人で請け負うのは責任が重すぎるので複数名で担当できるように配慮する方が受付を引き受ける人も安心して仕事ができます。

受付という仕事の内容から、人当たりが良く笑顔での応対ができる人が望ましいです。
無愛想であったり無口な人ではゲストに不快感を与える可能性があります。
接客業の窓口と同じく清潔感があり一般的な丁寧な受け答えができる人が適任です。

また、フットワークの軽さも重要です。
当日は受付というのは会場に早めに到着してもらい、なおかつ準備の手伝いもしてもらうことになります。
必要によっては席を離れてゲストの案内や誘導もすることになりますから、すぐに動き周囲の様子を把握することができることも重要です。

そして何よりもお金を扱うので責任感があり信頼できることが重要です。
ご祝儀を受け取る以外にも、お車代やお心付けをお渡しするのも仕事となります。
結婚式場には多くの人が足を運びますし、中にはご祝儀泥棒として全く関係のない人が混じっていることもあります。

そこで、周囲に気を配ること、お金の管理をしっかりとすることができるというのは重要なことなのです。
職場関係の人が多ければ職場の同僚、学生時代からの長い付き合いの友人に依頼をするのが一般的です。

お礼は必ずするように

受付をしてくれた友人には必ずお礼をします。
当日早くから来てくれ、責任重大な業務をしてくれるので口頭で伝えるだけではなく必ずお礼の品も用意します。

お礼としては現金ではなく商品券や品物を送るのがマナーです。
相場としては3000円から5000円、紅白の結びきりのご祝儀袋で渡します。

親しい友人であれば、友人の好みのものや好きなプレゼントを用意したり新婚旅行のお土産で高価なお酒やブランド品を用意することもあります。
しかし、品物を渡すとなると趣味もあるので、やはり商品券で好きなものを購入できるということが理想です。