モップの使い方について

天日干しのモップ

腰を痛めずにしっかりと床掃除ができるモップを有効活用する

床掃除のメインは掃除機かけですが、フローリングなどの場合、モップがけをすることでさらにきれいな状態にすることができます。
掃除機だけだと、ホコリが舞い散ってしまい、掃除をした後にまた床に落ちてしまうので、どうしても完全にきれいにすることが難しくなります。

また、掃除機をかけた後のハウスダストがきついということで、掃除機の使用自体をあまり好まない人も多くいます。
その点、モップは使い方をしっかりとすれば、きれいに、しかも簡単に床をきれいにできますので重宝します。

モップをかける時には、腰を痛めないようなかけ方をする必要があります。
そのため、モップを持つときには片方の手を、モップの先端に置いて親指でモップ全体を押すようにしましょう。

そして、もう片方の手でモップの先から40センチくらいのところに添えるような感じで支えます。
両方の手でモップを握ってゴシゴシする人が多いですが、こうすると全体的に前かがみになってしまって腰を痛めることがありますので、モップの先端から指で押し出すように拭いていくと、楽に良い姿勢で掃除ができます。

モップでの拭き掃除は横方向に進めていく

掃除機をかける時は、手前から奥の方に縦方向にかけていくものですので、そのまま同じ動きをモップでもする人が大半です。
もちろん、この使い方でも十分汚れを動かせるのですが、家のフローリングなどでは、力が入り過ぎてしまって床を傷つけてしまうことがあります。

そのため、ゴシゴシこするようにして拭いていくというよりは、表面の汚れをなでるように落としていくイメージで拭いていきます。
そのためにも、縦方向にモップをかけるのではなく、横方向に動かします。
このとき、フローリングの目に沿って動かしていくと、つなぎ目の汚れもしっかりと落とすことができます。

そして、モップをこまめに回転させてあげて、いつも同じ面で掃除しないようにしましょう。
違う面を使うことで、いつもきれいな部分で床を拭けるようになりますので、より汚れを効率よく落とせるようになります。

モップが汚れてきたらすぐに洗う

床掃除をしていてモップが全体的に汚れてきたな、と感じたらすぐに洗うようにしましょう。
そのままの状態で拭き続けても汚れがあまり落ちませんし、モップについたゴミでフローリングを傷つけてしまうこともあります。

たっぷりの水に中性洗剤を入れて洗った後は、しっかりと水気を絞ってから使うようにしましょう。
木が原料のフローリングだと、水気が多い状態で拭くことで腐食が進んでしまうことがあるからです。
また、モップを洗うバケツなども床が濡れても良いところに置いて、そこでのみモップを洗うようにすることも大事です。