まつり縫い

様々なハンドメイドが好きな人であれば大人になってからでも裁縫を行いますので、複数の縫い方に関しても詳しい知識を持っているでしょう。
しかし、ハンドメイドをしなかったり特に困ったことがなければ小学校の家庭科で裁縫して以来、お裁縫をしていないという女性もいます。
花嫁修業の一つとして最低限基本的な縫い方くらいは身につけておいた方が良いでしょう。

最もオーソドックスで活用することの多い縫い方の一つに、まつり縫いがあります。
まつり縫いというのは手軽に裾上げをする際にも少しほつれてしまった箇所を直すにも重宝する方法ですので覚えておいて損はありません。
縫い方そのものも難しいものではなく、とても簡単ですので、しっかり覚えた上でソーイングセットを持ち歩くと女子力もアップするでしょう。

慣れないうちはその都度確認しながら

まつり縫いはとても簡単ですが、慣れないうちは生地に通す針が多くなってしまい、表面に見える糸が整列しておらず、なんとなく見た目が悪くなることがあります。
そのため慣れるまでは、一針一針、しっかり確認しながら行うようにしましょう。
基本的にまつり縫いは斜めに針をさしながら生地を止めていくものになりますが、たてまつりと言って非常に細かく針を通していく方法もあります。

まつり縫いの方法が画像で紹介されているサイトがありました。
>>まつり縫いの仕方
たてまつりについても掲載してある記事なので、参考にしてみてください。

まずは一般的なまつり縫いをしっかりマスターなければ、たてまつりも行うことができません。
上記の通りその都度確認しながら、表面に見えている糸がどれだけの量になっているのかを考えましょう。
また、針を通している部分だけではなく、全体的なバランスも時々確認しながら行うと、途中で布地が詰まってしまうこともありません。

将来を考えると出番は多い

上記したまつり縫いは、将来的な事を考えて絶対にマスターした方が良いでしょう。
なぜなら結婚して子供が生まれれば、子供のお洋服を縫い付けたり、名前のワッペンを縫い付けたりする際に重宝するからです。
まつり縫いもしっかりできないようでは、女性として恥ずかしいくらいの意識でいると良いかもしれません。

お裁縫は慣れるまでとても大変なので、苦手意識を持っている人もいますが、慣れてしまえば反対に楽しくなり、ハンドメイドなどもできるようになります。
特に、様々なハンドメイドの中でも、お裁縫は需要も高くイメージも良いものですから、少しずつでも練習しておくことをおすすめします。

また、まつり縫いを際には、できるだけ生地と同じような色の糸を選び、縫い目が目立たないようにすることも大切なポイント。
反対にインパクトを与え、まつり縫いそのものもひとつのデザインにしたいときには、奇抜なカラーを選んでも良いでしょう。