「味付けのルール」を覚えて料理上手になろう!

調味料の配分バランスの原則を覚えて一気に料理上手になる

どうも味付けに自信がない、レシピ通りに作ればうまくできるのに、自分でアレンジすると急に味がおかしくなるという場合は、味付けのルールを覚えると、一気に料理上手になれるでしょう。
この味のルールとは、調味料の配合比率のことを指します。

いろいろなスタイルの料理がありますが、それぞれの料理には、ある程度の調味料の割合というものがあり、それをしっかりと守れば誰でもおいしくできるという法則があります。
料理によって配合比率が異なりますので、最初は覚えるのが面倒かもしれませんが、一度覚えてしまえば、いつでも安定した味を出せるようになりますので、とても便利なルールです。

使用頻度の高い煮物、照り焼きの味付けルール

いくつかの味付けのルールがありますが、中でも使う割合の多い、煮物と照り焼きの配合比率から覚えるようにしましょう。
まず、煮物は、「8:1:1」というものです。

これは、水分8に、塩分1、甘み1というものです。
水分には、普通の水やダシ、そしてお酒も含まれます。

そして、塩分には塩や醤油、みそが含まれます。
そして、甘みは砂糖とみりんが該当します。
それぞれの比率を守るために、事前に計ってから入れるようにしましょう。

照り焼きの味付けのルールは、1:1:1です。
これは、醤油1にみりん1、酒1です。
すべて同量にすればいいですし、どれも液体なので計りやすいというのがうれしいところです。

すべて混ぜてから食材に加えて煮詰めることで、トロっとしてきて味が食材にからみつきます。
この照り焼きのタレは、鶏肉や魚、野菜などほとんどすべての食材にぴったりと合いますので、とても使いやすいのがメリットです。
まとめてたくさん混ぜておき、冷蔵庫に保管して必要な時に使うというのも、便利な使い方でしょう。

難しいドレッシングもルールを守ればすぐにできる

野菜をおいしく食べるために、自家製のドレッシングを作りたいという人も多くいます。
しかし、ドレッシングは調味料の配合を間違えると、とても食べられたものではないという出来上がりになってしまうこともあります。

しかし、ドレッシングの味付けのルールを守れば、簡単においしいドレッシングができます。
それは、3:1という割合です。
オイル3に対して酢を1という割合で、これがすべてのドレッシングのベースとなります。

このベースに醤油や香辛料、チーズ、玉ねぎのみじん切りなどを加えて味のバリエーションを増やしていけます。
酢や油の種類を変えて、オリーブオイルやごま油にすることもできますし、米酢やワインビネガーなどの違いを楽しむこともできます。
ベースの比率にいろいろな自分の工夫を加えることで、無限のドレッシングのラインナップを作れますので、料理がますます楽しくなることでしょう。